1、留学生でも授業料が安い
オランダの大学では、学部にもよりますが約100万円で1年間の授業を受けることができます。※理系の学部は高く、文系は安い傾向。また、大学院よりも学部の方がやや安い。ヨーロッパの国籍を所有していればこのさらに3分の1ぐらい(30万円ぐらい)。
学校にもよりますが、1年を通して長期休暇は、秋(1週間)、冬(2週間)、春(1週間)、夏(1か月半)にあります。それぞれ日本とオランダを往復するための航空券10万円ずつ、家賃を3万円と考えれば、日本での大学費用とあまり変わりませんね!
2、日本人の留学生が少ない
オランダの大学に来る日本人の留学生の数はまだ少ないようです。私はフローニンゲンのハンザ応用科学大学というところに通っているのですが、大学の先生に「君は初めての日本人学生」「私が最後に会った日本人学生は9年前だ」「寿司の作り方教えて」などと言われました。
私は、オランダの大学へ正規留学する前に、オーストラリア(2012年)と中国(2013年)へ語学留学へ言った経験があります(どちらも1ヶ月間)。前者は日本大学が学生に提供していたもので、後者は留学斡旋会社によるプログラムでした。両国とも、語学学校のクラスには日本人が複数いて、放課後や休日もほとんどその日本人と過ごしていました(それはそれで楽しい)。
留学経験者ならばあるとは思いますが、つい日本人とのコミュニケーションの方が日常で多くなってしまいことがあります。やはりある一定レベルの英語能力に達するためには、英語漬けになって日本語から一定期間離れることが効果的だと思います。
オランダの大学は、アメリカやオーストラリア、カナダ、イギリスなどの大学に比べると、極端に日本人の留学生の数は少ないようです。ちなみに、文科省のデータによると、2016年度の日本人留学生の総数は約10万人で、アメリカへの留学生の人数が約2万人とトップだったようです。
私の体感では、オランダの大学に現在在籍している日本人の留学生の数は100人ぐらいだと思います(ほとんど音楽系の大学生)。上記の数は、正規留学をしている学生で、交換留学生になると、もっと人数が増えるでしょう。
3、他のヨーロッパの大学(非英語圏)よりも英語のプログラムが豊富
オランダの大学では、英語で授業を行っているプログラムがたくさんあります。私が留学をする国を選ぶ際に考えたのは「英語の授業が豊富」で「ある程度大学の数がある」でした。オランダには、約70校ほどの大学があり、ほとんどの大学で英語で行われるプログラムがあります。
もちろん、オランダ語のみのプログラムもあり、そのクラスはほとんどがオランダ人のみのようです。私の通っているハンザ応用科学大学では、英語版のInternational Communicationと、オランダ語版のInternational Communicationがあり、どちらも同じ内容です。そのような、英語とオランダ語のプログラムを開いている大学がたくさんあります。
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