授業の内容その1(ハンザ応用科学大学)

一般に日本の大学では、入学のための受験が難しいと言われています。一方で、オランダの大学ではどうでしょうか。この記事では、日本の大学と比較して、オランダのハンザ応用科学大学がどのような授業を行っているのかを紹介してみたいと思います。


1、課題が多い

私の通うInternational Communication学部では、4学期ごとに異なるテーマについてプロジェクトを行います。例えば、1学期では、「最近の食の問題」というテーマを扱ったプロジェクトをクラスで行います。また、プロジェクトに関するスキル(プレゼンテーションの練習、ワードを使った文書作成、Adobeを使った画像処理など)も同時に進行します。人とグループワークをすることが好きな人や、自分一人ではタイムマネージメントが狂ってしまう人は、このプロジェクトが合っているでしょう。

2、そこまで難しい内容ではない

期末テストも毎学期あります。学期ごとのプロジェクトテーマに沿った理論を学びます。例えば、2学期のプロジェクトテーマは、「ハンザ応用科学大学」についてでした。プロジェクトのメンバーで約2か月間、およそ7000字のレポートを完成させます。さらに、プロジェクトのコーチに対して、最終的にプレゼンテーションを行います。

期末試験の内容は、プロジェクトのレポートで利用した理論が含まれます。過去にオンラインコンテンツに関する理論、マーケティング理論などの分野から出題されました。期末試験はペーパー試験や、パソコン両方を使います。期末試験の勉強はテストの2日前からしっかりとやればクリアできるでしょう。(経験則)


3、積極的に参加しよう!

私の学校のクラスでは、講義以外、約20~30人で行われます。クラスの授業は、ゼミナールと呼ばれる全員参加型のものがあり、90分2コマで行われることが多いです。このゼミナールでは、基本的に自分の意見を挙手して発言するのですが、授業のノリや進行によっては自由に言いたいことを言うような感じになります。

私は、意見を言いたい人もいれば、物静かなタイプがクラスにいて良いと思います。しかし、意見を「持たない」ことは良くなく、いざ意見を求められたときに答えられないと、授業に参加していないとみられるでしょう。あくまで、自分の意見を持つことが大切なのであって、やたら大声で話すこととはこの場合違います。





Study in the Netherlands

オランダの大学へ留学するために必要な手続きや、入学の条件、オランダの賃貸情報、授業の内容などを書いていきます。

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